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11月

履歴書で最も重視される志望動機やその理由

高齢化が進んでいる中で、高齢者向けの施設などは普及しているものの、現場で働く介護職員の人材不足の問題は、さらに深刻化しているのが現状です。そのため、介護職員の求人募集は常に行なわれているので、ほかの業種に比べて就職先や転職先が見つけ易いとも言われています。介護業界に興味を持ち介護職員として就職や転職を考えている方もいることでしょう。

求人募集では、条件の良いものは応募が殺到し、競争率が高くなる可能性が大きいため、採用者に印象に残るような、自分自身のプロフィールとなる履歴書とこれまで行なって来た仕事の内容を記す職務経歴書を作成する必要があります。履歴書は、市販もしくはフォーマットをパソコンを使ってダウンロードしたものを用意し、パソコンで作成することも可能ですが、介護業界では手書きで作成する方が好まれています。誤字脱字に細心の注意を払いながら清書しますが、書き損じがあった場合には修正テープや2本線などで修正や訂正は避け、新しい用紙に書き直します。丁寧な文字で書くことも、採用担当者のチェックポイントとなるので、略字などは使わずに文字が欄からはみ出ないように書くことも大切です。

履歴書の中で最も重視されるのが、志望動機の項目です。何をどう書いたら良いがわからない場合でも、空白にすることはもってのほかですので、自分が応募を決めた理由などを整理してみましょう。自宅から近いことや完全週休2日制などという条件面だけでの志望動機も敬遠されてしまいます。興味を持ったきっかけやキャリア、今後の目標などの具体的なことを記載して、採用担当者にこの人を採用したいと思わせるよう、自己アピールすることが重要です。