履歴書を書く際に避けて通れない志望動機は、書き出しが非常に重要です。志望動機は、簡潔でありながらも内容はしっかりと中身があるものを書かなければ採用担当者の心に響きません。しかし、だからといってだらだらとした文を書いたのでは何が言いたいのか分かりませんから、書き出しで採用担当者の心をぐっと掴む必要があります。
志望動機の書き出しは一番最初に読む部分であり、ここで印象に残らなければ、どれだけ熱量のある文章を書いたとしても最後まで読んではもらえません。そのため、この点についてはしっかり心得ておきましょう。志望動機で採用担当者の心を掴むためには、結論から書くのがポイントです。なぜ志望するのかを最初に書き出すことで、率直に意思を伝えることができます。逆に結論を後回しにするような文章を書いてしまうと、読む側に論理的に話を伝える能力がないと判断されてしまうので気をつけましょう。
志望動機に限らず面接や文章においては結論を先に伝えるというのが共通のルールでもありますから、この点についてはよく覚えておきましょう。まず結論を書きだしたら、続いて自分自身の経験、能力、仕事に興味を持ったきっかけなどをアピールしていきましょう。最初に書き出した結論について肉付けを行っていくことでより志望動機に説得力を持たせていけます。結論、根拠、必然性といった順番で志望動機を書いていけば、自然と読む人の心をつかむ自然な文章に仕上げることができます。